「沿岸域診断カルテ」

図   面   番  号

 73

沿岸域区分番号

 6

作成年月日

  年 月 日

保全性分級区分名

自然環境の厳正な保護を図る区域

沿岸域市町村名

伊是名村

海域区分情報

具志川島

自然環境













 

地形・地質
 

 海底地形分類は、概ねサンゴ礁地形であり、沖合に平坦面がある。
 海底地質分類は、概ねサンゴであり、沖合に砂・岩がある。

藻場・干潟
サンゴ礁
 

 生サンゴの被度は、野甫島北岸で概ね5%未満であり、一部に5〜50%の所がある。南岸は東部に50%以上の所があり、西部の一部に5%未満と5〜50%の所が混在する。礁斜面では50%以上と50〜50%の所が混在し、南部に5%未満の所がある。

動   物
 

 
 

植   物
 

 
 

そ の 他
 

  
 

社会環境






 

法 規 制
 

 
 

海域利用
 

  
 

海岸線利用
 

 
 

その他



 

河   川
海岸線形態

 海岸線は、北岸概ね砂浜であり、一部に岩場がある。
 

景   観
眺 望 点


 

特 記 事 項









 

 サンゴの生育状況は良好であり、しかもソフトコーラルやウミシダ、イソバナ等も豊富であった。水深3mの礁嶺上はサンゴの被度10〜20%であるが、ソフトコーラル(Sinularia)は高被度で岩盤上を覆っていた(被度40〜50%)。出現サンゴは主にハマサンゴ類(塊状、樹枝状)が多く見られ、一部リュウキュウキッカサンゴ Echinopora lamellosa が群落を形成していた。礁嶺後部水深4〜6mはサンゴの被度10%から多い場所では50%であり、ここでもハマサンゴ類が優占していた。また大型のイソバナ類が見られた。
(「沿岸海域実態調査(沖縄島及び周辺離島)」平成5年3月沖縄県企画開発部)