「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 61

圏域区分番号

 1

作成年月日

  年 月 日

2次メッシュコード

402706

3次メッシュコード

73,74,75,84,85

保全性分級区分名

自然環境の保護・保全を図る区域

圏域内市町村名

伊江村

自然環境























 

地形・地質





 

 地形分類は、概ね石灰岩台地・段丘であり、沿岸は概ねノッチである。
 表層土壌は、概ね細粒暗赤色土壌であり、北部に礫質暗赤色土壌、沿岸部に乾性塩基系暗赤色土壌、岩屑性土壌がある。
 表層地質は、概ね琉球石灰岩(更新世)であり、一部にチャート及び石灰岩(三畳紀〜白亜紀)がある。
 特異な地形地質として、伊江島は「海成段丘」であり、北東海岸とし北海岸に「海食崖」「離水ノッチ」がある。
 

植   物






 

 現存植生は、内陸部は概ね畑地雑草群落であり、外国産広葉樹林(ギンネム林)が混在している。その他、隆起サンゴ礁植生、ナガミボチョウジ-クスノハカエデ群落及びリュウキュウマツ群落がある。沿岸部は概ね隆起珊瑚礁植生及びアダン−オオハマボウ群落であり、西部にソテツ群落がある。
 植生自然度は、内陸部は概ね2であり、3、10が混在している。沿岸部は概ね10であり、西部に9がある。
 特定植物群落として、「伊江島北海岸の隆起サンゴ礁植生」がある。
 村指定天然記念物「ハダ植物群落」がある。
 

動   物

 

 貴重な動物として、絶滅危惧TA類1種、絶滅危惧TB類1種(県指定天然記念物1種)、絶滅危惧U類1種、準絶滅危惧6種、県危急種2種、県希少種8種、県未決定種1種が確認されている。
 

そ の 他


 

 県指定史跡「伊江島鹿の化石」がある。
 埋蔵文化財包蔵地として、「湧出海岸陶磁器散布地」、「イヌガ洞窟遺跡」、「カダ原洞穴遺跡」がある。
 御獄等拝所が1件ある。

社会環境





 

法 規 制
 

 一部地域が保安林として指定されている。
 

土地利用


 

 土地利用の現況は、概ねサトウキビ畑であり、沿岸部北部に野草地が、一部に広葉樹林、リュウキュウマツ林がある。
 全域が農業振興地域に指定され、一部地域が農用区域となっている。
 一部地域が地域森林計画対象民有林に定められている。

そ の 他



 

河   川
 


 

景   観
眺 望 点

 ワジ景勝地(景勝地:文化財)がある。
 

特 記 事 項