「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 19

圏域区分番号

 2

作成年月日

  年 月 日

2次メッシュコード

392745

3次メッシュコード

77,78,87,88,97,98

保全性分級区分名

身近な自然環境の保全を図る区域     

圏域内市町村名

読谷村

自然環境















 

地形・地質



 

 地形分類は、概ねカルスト台地であり、東部に山地・丘陵地(急斜面)、西部に平坦化地がある。
 表層土壌は、概ね暗赤色土壌であり、北西部に黄色土壌がある。沿岸部は岩石地である。
 表層地質は、概ね琉球石灰岩(更新世〜鮮新世)であり、北部に砂岩を主とする互層(古第三紀〜白亜紀)、東部に千枚岩(白亜紀〜三畳紀)がある。
 特異な地形・地質として、「読谷石灰岩」がある。

植   物



 

 現存植生は、内陸部は概ね畑地雑草群落である。南部にススキ群団、チガヤ−ススキ群落、造成地(人為裸地)がある。沿岸部は概ね隆起珊瑚礁植生であり、一部にチガヤ−ススキ群落がある。内陸部東部は概ね市街地である。
 植生自然度は、内陸部は概ね2であり、南部に1、5がある。東部は概ね1である。沿岸部は概ね10であり、一部に5がある。

動   物
 

 貴重な動物として、少なくとも、危急種1種、希少種2種(うち県指定天然記念物1種)の生息推定域である。

そ の 他
 

 埋蔵文化財包蔵地として、散布地が1件、グスクが1件、貝塚が3件、洞穴が1件ある。
 御嶽等拝所が6件ある。スタジオパーク『琉球の風』がある。

社会環境








 

法 規 制

 

 沿岸部の一部が保安林として指定されている。
 全域がコザ広域都市計画区域に指定されている。
 一部地域が騒音規制地域、振動規制地域、悪臭規制地域に指定されている。

土地利用




 

 沿岸部、東部が地域森林計画区域に定められている。
 楚辺通信所周辺、集落部の一部を除き農業振興地域に指定され、集落部、西部の一部を除き農用地区域となっている。
 土地利用の現況は、概ねサトウキビ畑、普通畑であり、一部に公園緑地、野草地、一般住宅地区がある。北部に裸地、供給処理施設等、中央部に温室、南部に防衛施設、空地、業務地区等がある。東部に商業地区、北東部・南東部に文教地区がある。沿岸部に裸地がある。

そ の 他


 

河   川

 

景   観
眺 望 点


 

                          特 記 事 項















 

 南東部に米軍基地がある。