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7.その他

花谷委員○花谷委員  石垣では市役所の中の農政課にグリーン・ツーリズムの担当者がいらっしゃるんですけど、それだけをやっているわけじゃなくて、いろんな仕事の中の一部としてやっているんです。きょう聞いた話では、その人が別の課に移られたと聞いたので、「えっ、また新しい人が来て、また一からの出直しなの」というので、どれぐらいその人から引き継いでちゃんとやってくれるのかなという心配があるんですけど、そうやってどんどん、どんどん代わると、こっちが成長しかけてやっと行政とのタイアップが近づいてきたと思っても、また新しく一からの出直しということになるので、本当に専門職みたいな感じで置いていただけたらありがたいと思います。
○崎山会長  では、喜友名さんひと言で大変(申し訳ないですけど。)
○喜友名委員  今、花谷さんが言った専門職、要するにコーディネーターができる、そういうものを、もし力をつけるんでしたら、役場とか普及センターとか、その地域に下りるまでの間でも置いていただければいいかな。
○崎山会長  はい、山城さん。
○山城(栄子)委員  私も、今花谷さんが話していらしたコーディネーターを、現場でやってもらいたいということ、もしございましたら受けてみたいなと思います。
 そして、役所にこういうグリーン・ツーリズムを担当してくださる、指導してくださる課ができてほしいなと思います。要請したいと思います。よろしくお願いします。
○崎山会長  では、神谷さん。
○神谷委員  そうですね、私も研究会の中で恩納村の事例を勉強しに行きましたけど、ああいう方をどこかで、役所とか普及センターではなくして、やはり地域のどこかで、向こうは商工会のほうで部門を持っていまして、指導者育成が一番肝心だということを話していたんです。役所の方もそのとき参加してもらったんだけれども、役所の方もまだ手探り状態なんです。八重瀬町も今やろうとするところなんだけども、その道筋が見えないというんですか、私たちと一緒に、例えば研究会の手前のセミナーから研究会にくるまでの工程を同時に受けていたならば、同じ方向で進めたかなと思うんですね。ですから、そこのところまでレベルアップするように、各市町村に1つだけでいいですから、リーダー育成をしてほしいと思います。
○崎山会長  貴重ですね。では津嘉山さん。
○津嘉山委員  私も皆さんに異口同音、同じ意見です。宮古は、本村所長はとてもグリーン・ツーリズムに強い方ですので、受け皿をどこにするか私も知らなかったです。だから、宮古に帰って、所長とグリーン・ツーリズムの仲間と話し合って、これからどうしたらうまくまたやっていけるかということを課題に持って帰ります。ありがとうございました。
○崎山会長  はい、ではファーマーズマーケットいとまんの山城さん。
○山城(隆則)委員  大体結論的には、皆さん方から出ているみたいですけど、それからするとやはり、柱となるところが早く育成することが必要でしょうね。糸満では、今企画のほうがやっていますけど、話は出るんだけどなかなか動かないのが現実です。タジラシケーサー(同じことの繰り返しでなかなか前に進まない)、とにかく早く動いてくれよと、それからすると観光協会あたりにグウ(一緒)になってまとめてもらえれば、よけい動きが早いんじゃないかなと思います。なかなか役所では動かないでしょうね。現実そう思っている。以上です。
○崎山会長  私の隣にいらっしゃる森林組合の宮城さん、どうですか。
○宮城委員  皆さん一生懸命体験なさってきているので、私たちはきのう森林ツーリズムの基本計画が論議されたところですので、これから基本計画に則った取り組み、とりわけ今年森林セラピーという形で国頭村が認定を受けておりますし、そういうふうな形での売り込み、さらには沖縄県にはスギの花粉の花粉症がないと、こういうふうなところでぜひ沖縄にいらっしゃってくださいと、そして沖縄の森林で癒してもらいたいというふうなところの取り組み等もやりながら、与えられたフィールドの中で、森林ツーリズムというのを取り組んでいきたいと。
 さらに、特に沖縄県民といいますか、山菜料理というのが、八重山ではかなりやっていますけども、沖縄地域そのものが山菜料理になかなか馴染んでいないんですね。そのへんは、グリーン・ツーリズムの皆さんとの接点で料理のやり方とか、沖縄そのものの地域のすべてが薬草ですので、そのへんのものも含めた取り組みというのを、今後、実施していけば、かなりセラピーとの絡みでいい雰囲気がつくれるのではないかなと。だから、今回、今、論議した点を整理されて、立派な形で出来上がっていけば、おのずからツーリズムというのが出来上がってくるのではないかと、それを大いに期待したいと思います。よろしくお願いします。
○崎山会長  まさにやんばるの森が海をつくっていると言われるくらい、本当に山が海をきれいにしているんですね、沖縄の場合ね。だから、そのつながりがある意味で子供たちに伝えられると本当にいいですよね。そういう意味では、漁業の立場から前城さんよろしくお願いします。
○前城委員  おっしゃるとおりだと思います。グリーン・ツーリズムのいろんな活動を見ていますと、立派ですね。ご苦労なさっていることが非常に伺えました。
 我々、海で飯を食っているということですので、しかもこの話の発端といいますか、沖縄の観光ということと関連が非常に深くて、観光というものを踏まえながらいろいろ考えていくという組み立てが必要になるので、例えば沿岸域の我々がよく利用します漁場の環境保全とかいうものと関連づけて、観光産業との連携が図れるんじゃないかなというふうに思います。これから、ブルー・ツーリズムといいますか、地域でも個人でもやってきている実績も多少なりともありますので、これからはできればさらに掘り起こして、もう一度やる作業というんですか、そうすると別のものにまた広がっていくし、観光との関連をもちょっと掘り下げながらやる必要があるんじゃないかと思いますので、それについてはまた県のほうによろしくお願いします。
○崎山会長  前城さん、グリーン・ツーリズムが少し芽が出ているのは、女性たちの力が大きいんですよ。漁業ももう少し女性たちが出てきて、加工も含めてですけれども、やはり女性の力をもう少し活用する視点がないと、少し体質を変えてぜひお願いをしたい。
○前城委員  漁業のほうから言わせますと、結構面倒くさいと思うんですよね、この作業は。それより海に出たほうがいいと。
○崎山会長  そうでしょうね。ですから、女性にコーディネーターをしてもらう役割をやったらいいんじゃないかと。
○前城委員  確かに、半農半漁も多いですから。
○崎山会長  ぜひ、よろしくお願いします。与座さんお願いします。
○与座委員  永続的なツーリズムの観点からいくと、やはりそれぞれの立場の方が儲かる仕組みというものを、きちんとつくらなくてはいけないというのが一番の目的だと思いますので、そのためにも今回の委員会を発端としたネットワークづくり、それから先ほどからお話が出ています人材育成ですね、この2点はとても重要なことだと思いますので、我々も県にお願いばかりしているつもりはないですけれども、きっかけづくりというのはどうしても県のお立場じゃないとできないことだと思いますので、あまり県、県と言っているつもりはありませんから、そのへんは誤解のないようにお願いしておきたいと思います。
○崎山会長  与座さん、もっと言っていいですよ。私たちは言う権利がありますから大丈夫ですよ。津嘉山さんは、もう飛行機が待っているそうで、千代さん頑張ってください。千代さんに拍手です。もう、バイタリティの塊です。
(津嘉山委員退室)
 最後に石原さん、お願いします。
○石原委員  いいえ、私はさっきもう言いましたので。
○崎山会長  いいえ、どうぞまとめて。ひと言、要望含めて。
○石原委員  皆さんが言ったのをぜひ整理して、次回までに必要な情報はまた送っていただいて、よろしくお願いします。
○崎山会長  はい、お願いします。
○上原課長  先ほど来、貴重なご意見、ご提言ありがとうございます。
 それで、今回、初回だということで、現状認識をやるべきだということで、この資料の会次第があります5ページのほうでですね、資料4というのがありまして、真ん中あたりに第1回沖縄県まちと村交流促進会というのがあって、これがきょうの会になります。この中で、きょうは粗々の基本構想の確認、それと実践者に対する意見聴取、解決方法ということがございまして、きょう受けましたご提言ご意見等を踏まえまして次の第2回目のほうにつなげていくということになろうかと思います。そこで、きょういろいろなご提言もあったわけですけども、この資料、構想のほうですね、構想のところの4ページの真ん中あたりに、(3)の農林水産ツーリズムの推進に向けた施策というのがあって、@からEまでございます。そこで、いろいろな今後の施策ということになりますので、この施策を今後展開してということになりますので、ここが一番重要なところかなと思っています。委員の皆様方におかれましては、ぜひそこのほうを肉付けしてもらいたいというふうに思っております。ということで、よろしくお願いしたいと思います。
○崎山会長  はい、わかりました。
 実は時間がちょっと超過しておりまして、ごめんなさい、私の進行の不手際で申し訳ないと思っているんですが、今のお話をその他の意見としてよろしいでしょうかね。あと、根間さんのほうから何かありますか。
○根間班長  今の4ページというのは、県の我々の根幹部分になりますので、この部分は本当に重点的にいろいろと膨らませて、慎重にいろいろな情報を取り入れながら、検討していただければなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○崎山会長  では、次回は5月頃予定をしているんでしょうか。
○根間班長  これの、5ページの中に、第2回目のを書いてございますけども、その辺のものが整い次第、またご案内したいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
崎山会長○崎山会長  きょうは、第1回の会合ということもあって、私はむしろ現場の方々の貴重なご意見を聞くことに、この委員会の中心を置いたつもりです。すみません。お渡ししたこの資料の、この施策の部分も皆さんちょっと読んでいただいて、また次回に意見をつなげていただけるようにお願いをしたいと思います。ということで、閉会の挨拶は、バトンタッチいたしますので、よろしくお願いいたします。

8.閉会のあいさつ

○根間班長  長時間、本当にありがとうございました。貴重なご意見に対しては、今後またいろんな方々の意見も聞いて、施策の中に取り入れていきたいなと。今後、できるだけ普段の情報交換をしながら、会議にはできたらこれをまとめるような形でやっていきたいなと思います。
 きょうは現場からの声を相当聞かせていただいて、そういうのも参考にしながら、実質的には第2回目のほうが構想の根幹に触れる部分にお願いしたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。きょうは、大変貴重な時間をありがとうございました。
○崎山会長  本当に活発なご意見ありがとうございました。
(拍 手)
(午後5時8分 閉会)

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