耕作放棄地は、我が国の食糧自給率の確保はもとより、国土保全・水源かん養等の農業の有する多面的機能の発揮の観点からも大きな課題となっています。
 また、地域においても、病害虫、鳥獣被害の発生・拡大、農地利用集積の阻害、水利施設管理への支障といった営農面での悪影響、さらには、廃棄物の不法投棄、景観の悪化等、地域住民の生活環境面でも大きな課題となっています。
 平成23年度調査における沖縄県内の耕作放棄地面積は2,697haで、利用可能な面積は、2,010haとなっています。そのうちの農業上重要な農振地域内農用地区域には1,645haがあります。

 沖縄県耕作放棄地対策協議会では「耕作放棄地緊急対策再生利用交付金」を活用し、平成25年度までに350ha程度を再生利用する計画です。現在、28市町村に地域耕作放棄地対策協議会が設立され、同協議会を窓口として対策が取り組まれています。未設置市町村についても、事業説明会等を開催し、農振農用地内に耕作放棄地のある全2市町村に地域協議会の設立を支援していきます。 あわせて、関係機関と連携して耕作放棄地の解消に向けて支援の強化を図っていきたいと考えています。

耕作放棄地対策事業

沖縄県耕作放棄地対策協議会

沖縄県協議会
耕作放棄地対策事業の概要(沖縄版) 
県・地域協議会一覧表  
様式集

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