沖縄県福祉サービス第三者評価事業評価結果 社会福祉法人千草福祉会 石嶺こども園

ページ番号1019512  更新日 2024年1月11日

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基本情報

  1. 事業所名:石嶺こども園
  2. 経営主体:社会福祉法人 千草福祉会
  3. 所在地:沖縄県那覇市首里石嶺町4丁目360番地8号

第三者評価結果の概要

総評

特に評価の高い点

1.正職員登用規程があることで、職員はワーク・ライフ・バランスを保ちながらキャリアアップを図っている。

法人は職員の仕事と生活の両立を図るために、正職員登用規程を制定している。正職員が介護や子育て等で変形労働時間制の勤務が厳しくなったときに、契約勤務職員や退職しても正職員に戻れるという正職員登用規程があることでワーク・ライフ・バランスを考慮した働き方を選ぶことができ、そのことがキャリアアップにつながっている。

2.特別支援教育の方針が確立して法人理念の「子ども一人ひとりは、家庭の宝」との視点で特別支援教育の充実を図っている

特別支援コーディネーターを配置して、保護者及び学級担任や関係機関との連携を密にしている。職員全体で共通理解を得るために園内研修を行い、園内委員会を設置して組織として支える体制を確保している。支援児を小学校にスムーズに引き継ぐための特別支援連携年間計画を作成し運用している。

改善を求められる点

1.苦情受付体制について保護者への周知と、対応状況の公表が望まれる。

こども園では、苦情受付箱の設置や第三者委員の選任等、法人により整備された苦情受付体制が玄関で掲示されている。苦情受付箱の確認は定期的に実施、開園後も投函はないが、これらの結果について公表が行われていない。また苦情受付体制について入園のしおりや運営規程に記載がなく、保護者総会がコロナ禍で開催できないことから口頭説明が中心となっており、これら体制の周知についても今後の改善が望まれる。

2.子どもの権利擁護マニュアルを整備し職員への周知徹底を図ることが望まれる。

保育教諭は、日々の教育・保育を通して子どもに生きる力の基礎が育つような取り組みを行っている。その際、子どもを尊重した教育・保育が行われているか職員は「コンプライアンスに係る確認シート」等を利用し、「保育教諭としてあるべき姿」について自己チェックや振り返りを行っている。これらの取り組みを具体化し充実させるために、今後は子どもの権利擁護マニュアルを整備して職員への周知徹底が望まれる。

第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント

公立から移行して2年目の年の第三者評価受審のため、わからないことが多かったのですが、お忙しい中丁寧にご指導頂き、取り組むことができました。ありがとうございました。
第三者評価の項目を一つひとつ確認していく中で、日頃の教育・保育活動において振り返ることができたり、改善部分に気づかされたり、とても貴重な時間となりました。
指摘を受けた項目においては、園全体で共有し、次回の受審までには評価が上げられるよう職員一同努めて参ります。

第三者評価機関

一般社団法人沖縄県社会福祉士会

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このページに関するお問い合わせ

沖縄県 生活福祉部 福祉政策課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2
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