トップページ

沖縄のすがた

住まいとくらし

沖縄の産業

自然・文化

平和と国際交流

おまけページ


 沖縄の音楽は、沖縄が琉球(りゅうきゅう)だった時代、首里城(しゅりじょう)の中で始まった「琉球古典音楽」と、それ以外の人たちが楽しんだ「民よう」に分かれます。
 琉球古典音楽は、かぎられた人たちのための音楽でしたが、いっぱんの人たちが広めた民ようは、三線(さんしん)のばんそうにのり、くらしの中にとけこんでいきました。そして、げんざいも多くの人に歌われています。

●沖縄の音階
 沖縄の民ようの音階は、琉球音階(りゅうきゅうおんかい)とよばれ、一般的には「ドミファソシド」という5音音階【ペンタトニック】となっています。

 これは日本の民ようや邦楽(ほうがく)に見られる音階と同じくアジア的な5音音階です。琉球音階は(ドーミ)、(ソーシ)の音程(おんてい)と、そのあとに現れる〈ミーファ〉、〈シード〉の半音(はんおん)との結びつきに特徴(とくちょう)があります。

 「ドミファソシド」という音階は沖縄だけでなく、インドネシア(ガムランのペロッグ調)や中国(ちゅうごく)の雲南省(うんなんしょう)、ヒマラヤ南麓(なんろく)のブータンなどにも存在(そんざい)しているようです。

 しかし、沖縄諸島(おきなわしょとう)にみられる音階は、琉球音階だけではありません。八重山諸島(やえやましょとう)の古ようとして歌いつがれるユンタやジラバには、日本の雅楽(ががく)と共通する律音階(りつおんかい)「ドレミソラド」という音階もあります。

●三線(さんしん)
 三線(さんしん)は、沖縄で一番親しまれている楽器で、14〜15世紀ごろ中国から伝わったとされます。東南アジア(ミャンマー)のニシキヘビの皮が使われることから、本土では「蛇皮線(じゃびせん)」とよばれていましたが、「さんしん」が正しいよび方です。
 沖縄の人たちにとって、三線(さんしん)は心の楽器ともいえるほど特別のものです。とこの間に、三線(さんしん)をかざることも、めずらしいことではありません。太平洋戦争が終わってすぐのころには、空きかんにパラシュートのヒモをはった「カンカラ三線」を作り、心をいやしたといいいます。

●げんざいの沖縄音楽

 昔からある曲以外に、次々に新作が生み出されていることも、沖縄の民ようの特ちょうの一つです。また、県内で作られた民ようは、県内で楽しまれているばかりか、最近では、県外や外国に住む沖縄出身者の子どもや孫にも広がっています。沖縄音楽は、沖縄から飛び出し、世界各地で受け入れられているのです。

●沖縄の代表的民よう
安里屋ユンタ 全国的に知られる竹富島(たけとみじま)の歌。200年前の琉球王国の時代のロマンスを歌ったものです。
てぃんさぐぬ花 沖縄で一番知られたわらべ歌。一番の歌詞は、てぃんさぐぬ花(ホウセンカ)でツメを染めるように、親の言うことは心に染めなさいという意味。親が子どもにいろいろなことを教える内ようです。
谷茶前
(タンチャメー)
これは、漁村の風景を表現している楽しい曲です。男は手に舟をこぐ道具(櫂/かい)を、女はかごを持って曲に合わせておどります。「村の前にある浜に、魚(きびなご)の大群がやってきたよ」と三線に合わせて歌っています。
じんじん 「じんじん」とは沖縄の方言でホタルのこと。ホタルよ酒屋の水を飲んで落ちてこい。壺屋(つぼや)の水を飲んで上がっておいでという意味。よっぱらっているようなホタルの飛び方を、楽しく歌っています。
月ぬ美しゃ
(ツィクヌカイシャ)
八重山(やえやま)地方に伝わる、子守歌です。一番は「月が美しいのは十三夜/娘が美しいのは十七才」という意味です。
海ぬチンボーラー 「チンボーラー」というのは、小さなまき貝のことです。チンボーラーは海の中でさかさに立っているから、ハダシで歩く時は気を付けなさいという意味です。

 上の表のじるしをクリックしてみてね。音楽が聞けるよ。
協力:照喜名 朝一

注意)QuickTimeのプラグインがないと聞けません。 下のボタンをクリックしてダウンロードして下さい。

QuickTime Download


沖縄県庁の
ホームページ