「非核・平和沖縄県宣言」について
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日本国沖縄県は、日本の最南端に位置し、東西約620マイル、南北約250マイルの海域に広がる50の有人島を含む160の島々から構成されております。
沖縄県は、かつて「琉球王国」を形成し、「武器なき邦」「平和愛好の民」として国の内外に知られ、近隣諸国との交易を通じて、積極的に友好関係を結び、独自の文化と平和な社会を築きあげてきました。
その後、「薩摩の侵攻と支配」「琉球処分」「太平洋戦争・沖縄戦」「アメリカの占領と統治」「日本復帰」など様々な歴史の試練を受けながらも、祖先から受け継いだ平和への志向を一段と深めてまいりました。
今、私たちは、平和を尊び“共生”を志向する「沖縄のこころ」をもって、世界の恒久平和の実現のため努力をしているところであります。
このため、太平洋戦争・沖縄戦終結50周年に当たる今年、沖縄県条例で定めた6月23日の「慰霊の日」に、とこしえに平和を求めてやまない沖縄県民の心を内外に広く、強くアピールするため「非核・平和沖縄県宣言」を行いました。
非核・平和沖縄県宣言
戦争は 無差別に破壊し尽くす
すべての生命を
生活を
文化を
歴史を
自然を
太平洋戦争最後の地上戦があった
この地 沖縄
街や村がやかれ
二十万余が命を奪われた
祖先が築き上げた文化遺産は失われ
地形を変えた
その傷あとは 今なお癒えない
戦争 その悲惨な体験をいしずえとして
私たちは
世界の人びとへ訴える
一切の核兵器と
あらゆる戦争をなくし
武器にかえて対話を
そして 愛と信頼で
地球を 平和に満ちたみどりの星にしよう
私たち沖縄県民は
「イチャリバチョーデー」を合い言葉に
万国津梁の地の建設を希求し
世界の恒久平和を願い
声高らかに 非核・平和沖縄県を宣言する
1995年6月23日 沖縄県
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