シンガポールは、第二次世界大戦後に、マレーシアから分離独立。資源にも産業にも乏しい状況から脱し、国として発展していくためには、外国からの投資意欲をわきたてる「魅力的な都市環境の整備」が不可欠と判断。そこで推進されたのが「都市緑化による公園都市」のイメージ戦略でした。最先端の緑地計画や緑化技術を取り入れ、快適で清潔な都市イメージを次々と発信。国際的な競争力を高めていき、今や教育や医療、経済においても世界屈指の水準を誇る都市となっています。
緑と水の都市
シンガポールの公園都市構想の象徴シティ・マリーナエリア。雨水や太陽光の活用など、自然との共存を模索する様々な試みを実践しています。
緑の中で暮らす
土地が狭く高層建築の多いシンガポールですが、緑を確保することで、人々が暮らしやすいまちをめざしています。
緑と中で学ぶ
屋上緑化や緑の広場など、学生たちの快適さと環境に配慮した学舎が人気を集めています。
歴史を活かす
英国統治時代の名残が再生され、ここに暮らす人々の日常に潤いをもたらす人気スポットとして活用されています。
緑とまちの利便性
緑化にプラスして、環境配慮を考えた都市の利便性を高める取り組みがされています。
緑の中の産業振興
快適に働ける空間づくりのプロジェクトが次々と生み出され、研究開発の分野の企業や団体が多く集まっています。