種雄牛「勝晴姫」の供用開始について


平成19年度に、検定評価が終了した黒毛和種種雄牛「
勝晴姫」号の凍結精液を、平成20年8月より県内畜産農家へ供用開始いたします。
勝晴姫」号は、平成19年度全国広域後代検定事業において、検定種雄牛48頭中、枝肉重量評価において第1位、脂肪交雑第8位と質量兼備であることが判明しました。このことから、県内畜産農家の肉用牛改良に資することを目的に、本牛凍結精液の払い出しを開始します。ただし本牛は、眼球形成異常症遺伝子(劣性遺伝)の保因種雄牛であることから、その利用にあたっては、保因母牛への使用を避ける必要があります。母牛の血統登録書を十分確認し、人工授精することが必要です。

プロフィール
1.生年月日:平成13年7月28日に宮古島市にて、計画交配により生産された。
2.系統:父に平茂勝、母の父に晴姫をもち、特に増体の改良を目的に造成された種雄牛である。
3.本牛の現場後代検定成績および広域後代検定成績

枝肉重量 ロース芯面積 バラ厚 皮下脂肪 歩留り基準 脂肪交雑
461.8kg 49㎠ 7.2cm 3.2cm 71.9% 1.95


活用の留意点

1.
勝晴姫は、特に増体の改良を図る目的で活用する。
2.
勝晴姫の父は、平茂勝であることから、近親交配とならないよう平茂勝を父に持つ母牛への交配は避ける。
3.未経産牛への交配は、難産のおそれがあるため避けた方が良い。
4.眼球形成異常症の保因牛であることから保因の可能性がある母牛(「晴美」、「賢晴」の血縁牛。沖縄県種雄牛では「晴姫」、「晴桜2」、「姫桜」、「勝晴姫」)への交配は避ける。

 遺伝子型検査方法が確率されたことにより、血統登録書上に、保因している種雄牛が利用されているかどうか判明することが可能となりました。また、5代祖までの情報を沖縄県家畜改良協会にて得ることができます。


勝晴姫についての詳しい説明(PDFファイル)はこちら